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2018/10/22 17:00

工場・プラント配管の中心的存在~パイプラック配管~

こんにちは!
大阪府でプラント配管工事、機械器具据え付け工事を行っている照屋工業です。

「パイプラック」で検索してみると、インテリア用の収納棚がたくさん出てきますが、今回紹介するのは「パイプラック配管」。
ちょっとだけ趣が異なります。



パイプラックとは、工場やプラントにある装置の機器間を連絡するたくさんの配管やケーブルを、まとめて支持する架構のことです。



パイプラックはたいてい鉄骨構造でできていて、中に通す配管の量によって、1 段であったり2 段、3段であったりしますが、万が一配管から漏えいして下の配管に掛かってしまっても危険がないように、ケーブル類やユーティリティ配管を上段へ、プロセス配管を下段に置くのが一般的です。
また径が大きく重たい配管は強度面を考慮してラックの柱付近へ、そして将来の拡張や変更も念頭に置いて、余裕分も加味して配管することも大切です。



プロットプラン上でも配管ルーティング上の中核的な存在で、ここをいかに適切に配管するかが、プロジェクト全体の最適化にもつながる重要な部分です。
工場・プラントの大動脈ともいえるパイプラック。
もし工場内部を見る機会がありましたら、ぜひそんなことにも注意してみてくださいね!

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