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2018/9/6 10:00

こんなにあります!配管継手の種類をまとめてご紹介

こんにちは!
大阪府でプラント配管工事、機械器具据え付け工事を行っている照屋工業です。

私たちは主にプラント・工場の配管工事を手掛けていますが、その配管を組立・設置するのに必要となるのが、配管と配管をつなぐ「配管継手」です。



配管継手は「管継手」や「フィッティング」とも呼ばれていますが、用途に合わせてさまざまな種類があります。
今回はそのいくつかをご紹介しましょう。

●ソケット
同じ径の直管同士を真っ直ぐにつなぐ継手です。
同じ継ぎ方でも、電気工事で使う場合は「カップリング」という名称に変わります。

●エルボ
接続する管の向きを変えたいときに使います。
曲がり角度によって45°、90°、180°に分類されますが、曲率半径が比較的小さい管継手がエルボ、大きい管継手は「ベンド」と呼ばれます。
電気工事で使うときは「ベンド」という名称になります。

●チーズ(T)
直管から直角に分岐させたいときに使う継手です。
外形は「T字」になりますが、これが「チーズ」の語源という都市伝説もあります。

●クロス
四つの管を十字状に接続するために用いる十字形の管継手です。
水やあまり温度のない配管に用いられますが、装置配管などにはあまり使用されません。

●45°Y
3つの管をY字状に接続するために用いるY形の管継手です。
分岐部の圧力損失が少ないため、流体の流れにとって有利。
地下に埋設される上下水道などの鋳鉄管やヒューム管などに多く利用されます。

●レデューサー(異形ソケット)
直径が異なる2つの管をつなぐとき、つまり直管部分で配管サイズを変えるときに使います。
おおよそ「じょうご」に似た形状です。

●ボス/アウトレット
本管に引出し穴をあけ、枝管を接続するための管継手。
分岐管が主管のサイズよりも非常に小さくチーズで対応できない場合などに使われます。

●ユニオン
フランジのように配管の途中に設け、配管の脱着を容易にしたユニオン式の組立管継手。
ユニオン式とは、部品をユニオンナット・ユニオンねじで挟んで接続する接合方式のこと。
一般的に低圧であまり温度の高くない配管系に使用されます。

いかがでしょうか。
ここでご紹介した部材は一部に過ぎませんが、プラント配管に使われる部品・部材はとても多彩です。
こうしたさまざまな部材を適材適所で採用し、工場が最も効率よく稼働させるのが、私たちの使命。
大きな責任を感じるとともに、とてもやり甲斐のある仕事です。
自身の手でお客様を成功へ導く醍醐味を味わいたい方、ぜひ照屋工業までご連絡ください!

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